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今週のチャート解説(15) 日本古来の罫線であるローソク足は、始・高・安・終の4本値を1つの足型に凝縮するという優れた特長から、今やCandle Stick Chart の名称で世界中の投資家に使用されている。そして我が国では足型の形状や組み合わせパターンを解析し、株価の天底を見いだそうとする研究が多くの先人によっておこなわれ、それらは底値圏で現れる「赤三兵」「たすき」「つつみ」「明けの明星」、また天井圏で出現する「三羽烏」「かぶせ」「はらみ」「宵の明星」などのユニークな名称とともに広く親しまれ、解説書も数多い。 またトレンド全般を見渡すにもこのチャートは最適で、日足/週足/月足/年足と期種を変えて株価の流れをそのまま観察できる。そしてトレンドが作るパターンから、株価が底値圏か高値圏かを読みとろうとする研究も行われている。次図はその例だ。
買い信号 (1) 下降トレンドにあった株価が、上値抵抗線を抜いて上昇に転じた。 売り信号 (1) 上昇トレンドにあった株価が、下値支持線を抜いて下降に転じた。 これを実際の株価で見てみよう。
図は[TOPIX][6758 ソニー][6954 ファナック]の週足ローソク足で、買い信号(1)(2)と売り信号(1)(2)が確認できる。この例の買い信号(2)はW底、売り信号(2)はダブルトップと呼ばれ、いずれも天底での出現頻度が高い典型的なパターンの一つであるといわれている。なお「株価チャートCD-ROM」では2本の目安線を自由に引くことができるので、これを上値抵抗線や下値支持線として利用することができる。 このローソク足は、2本の株価移動平均線および出来高棒グラフとともに表示されることが多いが、「株価チャートCD-ROM」ではさらに出来高移動平均線や、株価移動平均線に代えてコスト移動平均線を引くことができる。株価移動平均線を用いた株価分析として「グランヴィルの売買信号」がよく知られているが、これについてはチャート解説(9)の「移動平均乖離率」を参照していただきたい。
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